皆様ご存知の通り、11/2の電王トーナメント予選にメカ女子将棋が参加いたしました。
結果は2勝(且つその二勝は相手の投了と相手の反則で得た勝利w)6敗
でした。
対戦の模様はニコ生でも放送され、「ファンシー」な棋風とか、
「メカジョの呪い」などのコメントが流れ、ニコ生を明後日の方向に
盛り上げましたw
Twitterでも様々なコメントを頂戴いたしました
色々な形で生暖かい声援をたくさん頂きました。
この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。
ファンシーな棋風なのですが、間違いなくalpha-beta法のバグと
評価関数のバグによるものです(他のチームの方から助言頂きました)
次回電王トーナメント、世界コンピュータ将棋選手権の目標は、
まずはバグを潰すところから、でしょうか。
重ねてありがとうございました。
今後もメカ女子将棋を宜しくお願い致します。
(文責kimrin)
Mecha Lady Shogi (GPGPU/NonGPGPU based japanese chess playing program), and the twitter bot @mechawooser
2013年11月9日土曜日
Mac OS XでGhostScriptを使わない、日本語PostScriptファイルのPDF化
よくPostScriptを手書きして、漢字の大きな文字とかを表示させて喜んでいるのですがw、Macで日本語フォントが化けてしまう現象にあたまを悩ませていました。
具体的にはGhostScriptのように、
/Ryumin-Light-EUC-H findfont 23 scalefont setfont
72 72 moveto (あ) show
と、EUCコードのファイルに書けば昔は漢字が簡単に出せたのですが、
最近のMacでは文字化けしてしまいます。
最近調査して、原因と対策が解りましたので、まとめます。
この方法を使えばGhostScriptをインストールすることなく、
Mac OS Xで、ヒラギノフォントをopenコマンドでPS->PDF変換
することが可能です。
端的に言ってしまうと:
・CMapをダウンロードしてきてPostScriptファイルにEmbeddedする
・composefont を使い、新しいフォントを生成する
ことで日本語を簡単に表示させることができ、ファイルをUTF8エンコーディング
で直接 (日本語)show のようなことが出来るようになります。
1. 準備:
http://sourceforge.jp/projects/sfnet_cmap.adobe/releases/
より、日本語CMapファイルを取得します。
cmapresources_japan1-6.tar.z
がそのファイルとなります。
2. %%EOFを削る
展開して、aj16/CMap/UniJIS-UTF8-H ファイルを取り出し、
末尾の%%EOFを削ります。
後でこれをPostScriptファイルに貼付けるのですが、そのときに
こちらのCMapは変えずに貼付けてから%%EOFを削っても大丈夫です。
3. PostScriptファイルを手書きする
次のようなPostScriptファイルを作成します
%!PS-Adobe-3.0 EPSF-3.0
%APL_DSC_Encoding: UTF8
%%BoundingBox: 0 0 300 200
%%Title: postscript encoding sample
%%DocumentNeedResource: font Times-Italic
%%DocumentNeedResource: font HiraMinProN-W3
%%+ encoding UTF8Encoding
%%EndComments
具体的にはGhostScriptのように、
/Ryumin-Light-EUC-H findfont 23 scalefont setfont
72 72 moveto (あ) show
と、EUCコードのファイルに書けば昔は漢字が簡単に出せたのですが、
最近のMacでは文字化けしてしまいます。
最近調査して、原因と対策が解りましたので、まとめます。
この方法を使えばGhostScriptをインストールすることなく、
Mac OS Xで、ヒラギノフォントをopenコマンドでPS->PDF変換
することが可能です。
端的に言ってしまうと:
・CMapをダウンロードしてきてPostScriptファイルにEmbeddedする
・composefont を使い、新しいフォントを生成する
ことで日本語を簡単に表示させることができ、ファイルをUTF8エンコーディング
で直接 (日本語)show のようなことが出来るようになります。
1. 準備:
http://sourceforge.jp/projects/sfnet_cmap.adobe/releases/
より、日本語CMapファイルを取得します。
cmapresources_japan1-6.tar.z
がそのファイルとなります。
2. %%EOFを削る
展開して、aj16/CMap/UniJIS-UTF8-H ファイルを取り出し、
末尾の%%EOFを削ります。
後でこれをPostScriptファイルに貼付けるのですが、そのときに
こちらのCMapは変えずに貼付けてから%%EOFを削っても大丈夫です。
3. PostScriptファイルを手書きする
次のようなPostScriptファイルを作成します
%!PS-Adobe-3.0 EPSF-3.0
%APL_DSC_Encoding: UTF8
%%BoundingBox: 0 0 300 200
%%Title: postscript encoding sample
%%DocumentNeedResource: font Times-Italic
%%DocumentNeedResource: font HiraMinProN-W3
%%+ encoding UTF8Encoding
%%EndComments
/HiraMinProN-W3-UniJIS-UTF8-H
/UniJIS-UTF8-H /CMap findresource
[/HiraMinProN-W3 /CIDFont findresource]
composefont pop
/HiraMinProN-W3-UniJIS-UTF8-H
findfont
30 scalefont setfont
50 150 moveto
<40 41 42 43 44 45 46 47 48> show
50 100 moveto
(こんにちは) show
/Times-Italic findfont
20 scalefont setfont
100 10 moveto
(HiraKakuProN-W3) show
%%EOF
そして、%%EndCommentsの下に、先ほどダウンロードしたCMapファイル(UniJIS-UTF8-H)を貼付けます。%%EOFを削るのを忘れないでください
キモは、
/HiraMinProN-W3-UniJIS-UTF8-H
/UniJIS-UTF8-H /CMap findresource
[/HiraMinProN-W3 /CIDFont findresource]
composefont pop
のところ、CMapのfindresourceが通常は失敗するのでResourceとしてCMapを引用して与えると、CIDFontから新しいフォントを生成できます。
あとは従来の各種tutorialのやり方で文字を表示させるだけです。
PostScriptファイルをUTF8にしておけば、漢字だけでなく特殊な
Unicode文字も表示できます。
4. openコマンドか、ダブルクリックでPostScriptファイルを開く
そして、作ったhoge.psのようなpsファイルを開きます。すると自動的にPDFに
変換されます
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