具体的にはGhostScriptのように、
/Ryumin-Light-EUC-H findfont 23 scalefont setfont
72 72 moveto (あ) show
と、EUCコードのファイルに書けば昔は漢字が簡単に出せたのですが、
最近のMacでは文字化けしてしまいます。
最近調査して、原因と対策が解りましたので、まとめます。
この方法を使えばGhostScriptをインストールすることなく、
Mac OS Xで、ヒラギノフォントをopenコマンドでPS->PDF変換
することが可能です。
端的に言ってしまうと:
・CMapをダウンロードしてきてPostScriptファイルにEmbeddedする
・composefont を使い、新しいフォントを生成する
ことで日本語を簡単に表示させることができ、ファイルをUTF8エンコーディング
で直接 (日本語)show のようなことが出来るようになります。
1. 準備:
http://sourceforge.jp/projects/sfnet_cmap.adobe/releases/
より、日本語CMapファイルを取得します。
cmapresources_japan1-6.tar.z
がそのファイルとなります。
2. %%EOFを削る
展開して、aj16/CMap/UniJIS-UTF8-H ファイルを取り出し、
末尾の%%EOFを削ります。
後でこれをPostScriptファイルに貼付けるのですが、そのときに
こちらのCMapは変えずに貼付けてから%%EOFを削っても大丈夫です。
3. PostScriptファイルを手書きする
次のようなPostScriptファイルを作成します
%!PS-Adobe-3.0 EPSF-3.0
%APL_DSC_Encoding: UTF8
%%BoundingBox: 0 0 300 200
%%Title: postscript encoding sample
%%DocumentNeedResource: font Times-Italic
%%DocumentNeedResource: font HiraMinProN-W3
%%+ encoding UTF8Encoding
%%EndComments
/HiraMinProN-W3-UniJIS-UTF8-H
/UniJIS-UTF8-H /CMap findresource
[/HiraMinProN-W3 /CIDFont findresource]
composefont pop
/HiraMinProN-W3-UniJIS-UTF8-H
findfont
30 scalefont setfont
50 150 moveto
<40 41 42 43 44 45 46 47 48> show
50 100 moveto
(こんにちは) show
/Times-Italic findfont
20 scalefont setfont
100 10 moveto
(HiraKakuProN-W3) show
%%EOF
そして、%%EndCommentsの下に、先ほどダウンロードしたCMapファイル(UniJIS-UTF8-H)を貼付けます。%%EOFを削るのを忘れないでください
キモは、
/HiraMinProN-W3-UniJIS-UTF8-H
/UniJIS-UTF8-H /CMap findresource
[/HiraMinProN-W3 /CIDFont findresource]
composefont pop
のところ、CMapのfindresourceが通常は失敗するのでResourceとしてCMapを引用して与えると、CIDFontから新しいフォントを生成できます。
あとは従来の各種tutorialのやり方で文字を表示させるだけです。
PostScriptファイルをUTF8にしておけば、漢字だけでなく特殊な
Unicode文字も表示できます。
4. openコマンドか、ダブルクリックでPostScriptファイルを開く
そして、作ったhoge.psのようなpsファイルを開きます。すると自動的にPDFに
変換されます
